接触抵抗
•私たちが電気を使用する時、コンセントとプラグの関係においてもスイッチの内部においても、
導体(金属)と導体をくっつけたり離したりして電気を流したり止めたりしています。
•導体と導体を接触させたとき、その間には抵抗が現れ、これを接触抵抗といいます。
接触面積、接触圧力が小さくなるほど抵抗は大きくなります。
•接触抵抗が大きくなると、ジュール熱が発生して故障の原因となります。
接触抵抗が極端に大きくなると電気がつかない、ということがあり、このような状態を、接触不良といいます。
•プラグの刃の変形や、サビや汚れ、ガタやゆるみは接触抵抗を大きくします。
トラッキング現象
テレビや冷蔵庫、洗濯機など、コンセントにプラグを長期間挿し込んだままの場合、埃がたまり湿気や油分を帯びると少しずつ電流が流れるようになって炭化が進み、発火のおそれがあります。
これをトラッキング現象といいます。時々掃除をして、しっかり差し込みましょう。