節電と省エネ

 東日本大震災や福島原発事故のあとから、日本全国で電力が不足し、節電に重点がおかれるようになりましたね。
 ところで、皆さんは節電と省エネの違い、分かりますか?

 今回は、夏に一度は考える、節電と省エネの違いについてです。

 

エネルギー対象の違い

 節電・・・電気エネルギー対象                  
省エネ・・・石油・天然ガスなどの化石燃料が原料のエネルギー全般対象


目的の違い

節電・・・電力需要のピークを抑え、需要が供給を上回らないようにするもの。
     ある一定の期間・時間帯の最大値を減らすことが目的で、     
     常に使用を制限されるわけではない。              

省エネルギー・・・火力発電などの化石燃料に由来する電力供給を抑えるために、     
   年間を通してエネルギーの使用量を減らすことが目的。  

 

 年間を通して頑張る『省エネ』よりも、一定時間抑制する『節電』の方が効果が期待できるうえに簡単そうに見えますが、省エネはエネルギーを効率的に使用することで不便を強いられることはなく、節電は一番使いたいピーク時に電力を使えないので快適性や利便性が犠牲になります。

 省エネと言うと難しそうですが、家庭の電化製品のうち70%を占めている、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明器具、を消費電力の少ない省エネタイプのものに買い替えるだけで使用電力を抑えることができます。また、使い方にも気を付ければ節電にも繋がります。

 

 

快適に電気使用量(電気料金も)を抑え、生活しましょう!!

 

 

2016年07月20日